ライフサイクルアセスメント （life cycle assessment）

　ある製品が製造から使用、廃棄までの各段階でどれだけ資源やエネルギーを使い、各種の汚染物質を出すかを定量的に分析して、環境への影響を総合的に評価する手法。

　企業がより環境負荷が少ない素材や設計を選択する判断材料になり、日本でも大手企業が導入を進めている。国際標準化機構（ISO）はLCAの原則と枠組みを１９９７年に規格化した。欧米では、企業活動に伴って起こる環境負荷をこの手法で数値化し、企業の「環境会計」報告書づくりに結びつける試みも始まっている。

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