Subject   : 役員退職慰労金(executive retirement compensation)

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 役員退職慰労金(executive retirement compensation)
 取締役や監査役に支払う退職金。

 株主総会で大まかな総額を決議したうえで、取締役会が対象者ごとの支給額を決定することが多い。一般的な金額の算出方法は、役員の退任時の月額報酬や在任年数に役職に応じた係数(功績倍率)を乗じる。取締役在任期間が長いほど、金額が増える仕組み。創業者や、当該企業の成長に大きく貢献した役員には別途、加算金を支給する場合もある。功績倍率や加算金の規定は企業ごとに独自に設けている。日本の上場企業のほとんどは、個々の取締役、監査役に対する慰労金額を明らかにせず、同じ時期に退任する対象者の受け取り総額を開示するのにとどまっている。企業に対する株主の経営監視が強まるなかで、米国などと同じように個別の受け取り額の開示を求める声も高まっている。

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