ネオコン（neoconservatism）

　新保守主義。米政界や言論界などで注目を浴びている保守的な思想で、そうした思想を持つ政治家、知識人らも通称「ネオコン」と呼んでいる。

　東西冷戦などを背景にリベラル派から保守派に転じた共通の経歴を持つことから、この名が付いた。1980年代初めに、民主党員ながら共和党レーガン政権の国連大使に就任したジーン・カークパトリック氏らが先駆け。１期目のブッシュ政権では、ウルフォウイッツ国防副長官、ボルトン国務次官（軍備管理・国家安全保障担当）らが代表格。2003年3月に国防政策委員会委員長を辞任したリチャード・パール氏もネオコンの重鎮とされる。イラク戦争を巡る議論では主張が政策決定に大幅に取り入れられて注目を浴びた。シンクタンクや大学の研究所にも人脈は広がっており、ブッシュ政権に大きな影響力を持つ戦略国際問題研究所（CSIS）やアメリカン・エンタープライズ公共政策研究所（AEI）には、ネオコン系知識人が集まっているとされる。中でも、PNAC（Project for the New American Century）は小規模なシンクタンクながら、ブッシュ政権への影響力の大きさで注目されている。「ウイークリー・スタンダード」誌編集長も務める代表のウイリアム・クリストル氏と共同創設者のロバート・ケーガン氏は、ネオコンの理論的支柱とい o$l$F$$$k!#

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