地方債（municipal (local government) bond）

　地方公共団体が国や金融機関から借り入れる資金のうち、返済が２年以上にまたがるもの。

　地方財政法で起債の範囲は、
(1)公共事業、
(2)出資及び貸付金、
(3)地方債の借り換え、
(4)災害復旧事業

などに制限されている。発行には総務大臣の許可が必要だったが、２００６年４月からは国と地方が事前に協議すれば、自治体の判断で発行できるようになった。

● 地方単独事業

　地方公共団体が地方税や地方債などの自主財源を使って、その団体の自主的な判断で行う事業。
　県単事業などと略される。これに対し国からの補助金など一種のひも付き財源に基づいて実施するものを補助事業という。

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