Subject   : ゼロ金利政策(zero-interest policy)

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 ゼロ金利政策(zero-interest policy)
 日本銀行が1999年2月12日の政策委員会・金融政策決定会合で決めた金融緩和策。2006年7月14日の決定会合で5年ぶりに解除し、金利を上げ下げする通常の政策に復帰した。

 日銀が毎日、短期金融市場の資金需給を調節する際に必要以上の資金を供給して、金融政策の操作目標としている無担保コール翌日物金利(オーバーナイト金利)をできる限り低めに誘導し、市場金利全体が低下するよう促す。市場の加重平均で見た翌日物金利は「実質ゼロ%」まで低下させる。日銀は当初、デフレ回避に向けた窮余の策として導入した。その後、日銀は2000年8月にゼロ金利を解除し短期金利の誘導目標を0.25%に引き上げたが、景気悪化に配慮し、01年2月に0.15%とし、さらに同3月には量的緩和を実施。06年3月から再びゼロ金利政策に移行し、同7月には誘導目標を0.25%に引き上げ、ゼロ金利政策から脱却した。


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