Subject   : ジャンクボンド(junk bond)

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 ジャンクボンド(junk bond)
 格付けが投資適格(BBB格以上)に満たないBB格以下の社債のこと。

 信用力が低い分、利回りが高いのが特徴。ジャンクボンドは“くず債”の意味であることから、ハイイールドボンドと呼ぶケースも増えている。ハイイールドとは高利回りということ。1980年代に米国で企業買収のため資金調達手段として盛んに発行されたが、デフォルト(債務不履行)の多発や、最大の取扱業者であったドレクセル・バーナム・ランベールの倒産で、90年にはほとんど発行がない状態まで落ち込んだ。しかし、その後、新興企業による資金調達の増加などをテコに再び発行が急増。

99年以後はITブームを背景に、情報通信関連の新興企業が相次ぎ発行した。適債基準の撤廃で、日本でも96年に入り、ブラジル、メキシコ、トルコ、ルーマニアなどが相次いで低格付けの円建て外債を発行している。日本企業でも、BB格の一部企業が少額の社債を発行するようになっているが、公募債では発行は少ない


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