競売 （auction）

　借りたお金を返せなくなった債務者の担保不動産を裁判所が強制的に売却する制度。「けいばい」と読む。

　銀行など債権者は、まず債務者と担保不動産の任意売却交渉を進めるが、交渉がまとまらなかった場合は裁判所に競売を申し立てる。裁判所は一般の人が参加する競争入札を実施し、一番高い価格を提示した人に担保不動産を売り渡す。債権者は売却代金を受け取り、貸し倒れに伴う損失の穴埋めに使う。「きょうばい」とも読む。

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