Subject : 企業の内部告発者保護制度(whistle-blower protection program)
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企業の内部告発者保護制度(whistle-blower protection program)
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社員や取引先などが社内の不正を内部告発した場合、解雇などの不当な扱いから守ること。
自動車会社のリコール隠しや、牛肉偽装事件など、内部告発によって企業不祥事が相次いで明るみになったため、コンプライアンス(法令順守)の観点から、社内や弁護士事務所など内部通報窓口を設ける企業が増えている。告発者の保護は企業だけでなく、官公庁にも及ぶことから、2004年6月、公益通報者保護法が成立した。内部告発を理由とした解雇や、減給、降格など不利益な処遇を禁止している。
同法は06年4月に施行されたが、保護される範囲などを巡り、実効性を疑問視する声もある。
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