Subject : シュミットカメラ(Schmidt camera)
カテゴリー : 技術 >
シュミットカメラ(Schmidt camera)
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一般の反射光学系は、凹放物面主鏡を用いるが視野が狭く明るさも暗い。この欠点を改良するため1930年シュミットが考案したカタジオプトリック光学系で、凹球面主鏡とその曲率中心に置いた特異な非球面補正レンズとで構成される。コマ収差と球面収差がよく補正され、視野が6゜程度と広く口径比もF/3程度と明るいが、焦点面は凸球面となる。焦点の前にさらに凸非球面副鏡を置いて主鏡の後に結像させるものがシュミット・カセグレン系である。
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