Subject   : オルタナティブ投資(alternative investment)

カテゴリー : 経済 > 


 オルタナティブ投資(alternative investment)
 国内外の上場株式や債券に投資する従来の一般的な資産運用とは異なる投資・運用手段の総称。

 代替投資ともいう。明確な定義はないが、金融派生商品(デリバティブ)や商品ファンド、ヘッジファンド、私募形式の投資信託、未公開株に投資するプライベートエクイティ、不動産投資信託(REIT)などが代表的。株式や債券の値動きとは相関性・関連性が薄い運用が可能なため、資産運用におけるリスクを分散させる効果が期待できる。ただ、投資手法が複雑で、投資に失敗すると損失が大きくなる商品も少なくない。

日本では、地方金融機関や生保など国債運用が中心だったが、債券の下落リスクが生じ、REITなど代替投資への関心が高まっている。
企業年金や個人にもファンド形式で投資するタイプが広がり始めた。ヘッジファンドに運用を委託するケースも目立つ。金融機関の間では新たな投資商品の開発に力を入れる動きも出ている。

 
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