Subject : カール(cirque、glacial cirque)
カテゴリー : 技術 >
カール(cirque、glacial cirque)
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氷食山地の谷頭部または山稜直下の山腹斜面にみられる椀形で一方に開いた谷。圏谷とも。
アルプス地方の方言に由来するドイツ語。馬蹄形状の崖をなすカール壁と緩傾斜または平坦なカール底からなる。径1〜2kmの大きさのものが多い。カール底は逆傾斜し池沼をたたえることもある。成因については、カール氷河の周縁に生ずる深い割れ目(ベルクシュルント)の底部で起こる凍結破砕作用が急なカール壁をつくるという説と、氷河の流動に伴って底部で凍結破砕が起こり、これに氷体の重圧と氷体内部の回転運動が加わって盆状にくぼむカール底を生ずるとする説がある。もともと谷頭の集水域や緩傾斜面上の積雪のつくる雪窪に氷河が成長した場合にカールとなりやすい。
カール底は氷河形成時の局地的な雪線高度を示すので、氷期の雪線復元などに利用される。北半球では日射と偏西風の影響で東および北斜面に多い。
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プレートテクトニクス(plate tectonics)
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