割引率 （discount rate）

　退職一時金や年金など将来の支払いに必要なお金を現時点でいくら備えていればよいかを算出する際に、前提となる利回り。

　退職給付債務などの計算に用いるが、一般に期間の長い国債や政府機関債、格付けの高い社債の利回りなどを使う。割引率を引き下げると、積み立てなければならない資金が増える。最近の低金利の長期化により、割引率を下げる企業が増えており、退職給付債務が増加する要因となっている。

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