Subject   : 流動性のわな (liquidity trap)

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 流動性のわな (liquidity trap)
 利回りが極端に低下(債券価格は上昇)すると、多くの人が利息の少ない債券を保有するよりも現金や流動性預金を選好するようになる。このような状況では、中央銀行がいくら資金供給を増やしてもそれ以上の金利低下に結びつかず、設備投資など需要の拡大に結びつかないという考え方。

 日本経済も1990年代末から陥ったという説がある。日銀が1999年2月にゼロ金利政策を導入して以降、お金が投資などに回りづらくなった。ただ2006年3月に日銀が5年にわたる量的金融緩和政策を解除したことで、お金が投資に向かい始めている。


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