Subject   : リストラクチャリング(Restructuring)

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 リストラクチャリング(Restructuring)
 リストラクチャリングは、成長戦略の中で不採算部門の事業縮小や撤退、統廃合といった不採算事業などの整理とともに、成長事業や高収益事業へ経営資源を集中することを指す。また、リストラクチャリングの是非の判断はキャッシュフローの最大化が判断基準となる。

企業は半永久的な存続を目指すものだが、そのためには、成長分野を伸ばしたり、不採算部門を切り捨てたりしながら収益を伸ばすために経営刷新を行い、事業活動の再編成を通じて活性化を図り、経営効率を高める必要がある。収益建て直しのための合理化策だけがリストラと呼ぶわけではなく、成長部門や新規部門などを強化、育成することもリストラのひとつ。一方で、収益のよくない部門は事業を縮小したり、分社化したり、再編したりし、それに伴って人員や有利子負債を縮小あるいは廃止する。

日本では、「リストラ」と省略して、主に人員削減や事業縮小というダウンサイジングの意味で用い、事業の再構築や成長事業への資源集中は「リストラ」と分けて述べられることが多い。


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