リース会計（account of lease）

　リース資産を財務諸表に反映させる決まりのこと。

　利用企業が中途解約できないリース取引の場合、米国などでは売買とみなしてバランスシートに資産計上する。ただ、日本の会計基準ではリース期間終了後、設備の所有権が借り手に移らない場合は賃貸借とみなし、資産計上しなくてよい例外規定がある。国内企業のほとんどがこの例外規定を使い、リース資産をバランスシートに計上していない。企業会計基準委員会はこの例外規定を廃止し、２００９年３月期末までに資産計上するように会計基準を変更する。オフバランスというメリットが失われるため、リース取引が減る可能性も指摘されている。

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