Subject   : 薬価基準(drug tariff)

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 薬価基準(drug tariff)
 医療保険で使うことができる医薬品の品目とその請求価格の一覧表。

 具体的には医師が患者に使った薬について、薬剤費として健康保険など各医療保険制度に請求できる金額を指す。健康保険財政の健全化を目指す一方、薬づけ医療に対する批判の強まりを受けて、厚生労働省は薬価基準を実勢価格に合わせ、順次引き下げている。改定は診療報酬全体の見直しと併せ、ほぼ2年おき。

● 薬価改定 (revision of drug prices)
 薬価は医療医薬品の公定価格で、保険から医療機関や薬局に支払う金額。
 有効性や安全性を確認された新薬は、中央社会保険医療協議会(中医協、厚生労働相の諮問組織)で審議して、薬価を決めて官報に収載する。一度発売した医薬品は2年に一度、価格を改定する。個別の薬の価格は取引の実勢価格を調査して決めるが、全体としては国の財政状況を反映して薬剤費削減の圧力が強く働く。2006年4月の下げ幅は6.7%だった。薬価の算定方式は複雑な手法を組み合わせており、算定方式の見直しが検討されている。
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