マネタリズム（monetarism）

　安定的な経済成長を導く手段として、貨幣政策が最も重要だとする考え方。

　貨幣量と物価の間に比例的な関係があるとの前提に立ち、政策当局に求められる役割は通貨供給量を最適に保つことだけだとする。主唱者はシカゴ大学のミルトン・フリードマン名誉教授らで、マネタリストと呼ばれる。金利操作や財政出動による景気の安定化を目指すケインズ主義とは立場を異にする。

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