内需 （domestic demand）

　国内の需要のこと。 　大きく分けて民間需要と公的需要があり、民間需要は民間最終消費支出（個人消費）、民間住宅、民間企業設備、民間在庫品増加から、公的需要は政府最終消費支出、公的固定資本形成、公的在庫品増加から構成されている。

● 内需関連株（economy recovery stock）

　事業の基盤が国内にあるため、収益が国内の景気動向に左右されやすい銘柄を指す。

　主なセクターとしては建設、不動産、銀行、小売り、陸運、紙パルプ、通信など幅広い。一方、米国など海外での収益が多く、外国の景気や為替相場の変動の影響を受けやすい銘柄を輸出関連株という。２００５年あたりから日本では脱デフレへの期待が高まり、内需関連株が買いを集めるようになった。地価の底打ち感から不動産株がにぎわったほか、証券、銀行株なども大きく値上がりした。

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