Subject : 電子証券取引所(ECN)
カテゴリー : ビジネス >
電子証券取引所(Electronic Communication Network)
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電子証券取引ネットワークともいう。コンピューターを使って株式を売買注文する。
証券取引所の外部にいても売買できるため、場所や時間の制約が少ない。売買に必要な時間も速いものでは1,000分の1秒と短く、1990年代以降急速に普及している。日本語では証券という用語を使っているが、英語では通貨の取引なども含まれる。例えばナスダック(NASDAQ)銘柄の大半はECNを通じて売買されている。米国では1つの銘柄が複数の市場で売買されることもあり、ナスダックはニューヨーク証券取引所(NYSE)銘柄の3割(取引高ベース)を扱っているように、これまでECNは一般の証券取引所のライバルとして台頭してきたが、最近は両者の境界線が薄れつつある。NYSEは3月に電子証券取引所アーキペラゴと合併、持ち株会社NYSEグループとして再出発した。立会買いを維持するNYSEは電子化で他の取引所に遅れをとっていたことから、ライバルを買収することで一気に挽回を図ろうとした。
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