Subject   : 手形交換(clearing of bills)

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 手形交換(clearing of bills)
 金融機関が受け入れた手形、小切手類を金融機関相互間で取り立てず、一定のとき、一定の場所に一括して持ち寄り、相互に相殺できるものは相殺して残った金額だけを決済する方法。

 東京はじめ全国で約500カ所に手形交換所があり、毎日交換を行っている。

● 手形の割引(discounting of bill)
 銀行融資の1つの形態で、商品の売買に伴って生じた商業手形を、手形の受取人(商品の売り主)から支払期日が来る前に、その期日までの利子を天引きした金額で買い取るもの。  天引きする利子を割引料という。この手形は、実際の商取引から生じたものだけに、手形の支払期間は短く、支払いは確実であり、割引料は手形貸し付けの金利よりも安くなっている。

● 手形割引市場
 手形の割引を仲介として、金融機関同士が短期間の余裕資金を融通し合う市場。  1971年5月に発足した。従来は、コール市場が短期資金のうちでも期間1週間程度のごく短期の資金を融通し合う場であるのに対し、手形割引市場は短期資金のうち期間1〜6カ月のやや中期の資金運用、取り入れの場となっていたが、88年11月、89年4月の見直しによって、現行の1週間〜1年まで期間が広がった。
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