地方公社（第３セクター）

　地方公共団体が一部出資して設立した法人。第３セクターともいわれている。

　地域開発、都市開発、道路建設、運輸など設立の目的は広範囲に及ぶ。地方住宅供給公社、地方道路公社、地方土地開発公社は特別法に基づいて設立されているので特に地方３公社といっている。地方自治法では、自治体の首長は出資額が２分の１以上の法人の事業計画と決算書類の提出を義務付けている。バブル期には観光関係などの第３セクター新設が相次いだが、その多くがずさんな事業計画などにより経営危機に陥っている。

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