Subject   : 少数株主(shares held by beneficial owners)

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 少数株主(shares held by beneficial owners)
 上場企業の株主構成で、少ない株主が大量の株式を保有している場合、企業統治などの観点から問題視される。大株主上位10位までの株主が保有している合計の株式数を少数特定者持ち株数といい、一般に少数株主と呼んでいる。

 東証の規定によると、少数株主が発行済み株式の80%を超えると1年の猶予期間を経て上場廃止になる。90%を超えたことが判明した場合、株式は即座に監理ポストに移る。ニッポン放送株をめぐる株式争奪戦では、ライブドアとフジテレビジョンの2社だけで、持ち株比率が約8割に達した。

100%出資子会社以外の連結子会社における、親会社以外の外部の株主のことも 少数株主という。

● 少数株主損益
100%出資子会社以外の連結子会社における、親会社以外の外部の株主の損益。  連結貸借対照表のなかではその持ち分は負債と資産の間にある「少数株主持ち株」に分類される。また、連結損益計算書のうえでは、子会社の利益のうち少数株主に属する部分が「少数株主利益」に記載される。例えば80%出資している連結子会社の場合、子会社の純利益の80%が連結親会社の持ち分になり、残りの20%が少数株主利益になる。
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