在職老齢年金（old-age pension for active employees）

　厚生年金を受け取れる年齢になっても、働いて給与所得があると、保険料を支払う一方で収入に応じて本来受け取ることができる年金額が減額されて支給される制度のこと。

　６０〜６４歳と６５歳以上の人では年金減額の計算式が異なり、６５歳以上の方が減額が緩やかになる。２００４年の政府の年金改革により、６０〜６４歳で働く人の年金を一律２割削減する制度は０５年４月分から廃止された。これまでは減額を適用されるのは６９歳までで、７０歳以上は適用対象にならなかったが、０７年４月以降は７０歳以上で働く人も６０歳代後半の人と同じルールで減額される。

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