Subject   : コール (call loan)

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 コール (call loan)
 金融機関相互の短期の貸し付け、借り入れのことで、短期金融市場で「呼べばこたえる」という機動性が高い貸借のためにコールの名が生じた。

 供給者(出し手)から見てコールローン、需要者(取り手)から見てコールマネーと呼ぶ。コール取引には有担保と無担保があり、有担保は従来の無条件物に相当する翌日物と2日から6日物までがある。1985年7月からは無担保コールが導入され、現在では翌日物から1年物まで期間を金融機関同士で自由に設定できるようになった。取引金利の刻み幅は当時、32分の1%に限られていた。その後、0.01%の刻み幅が追加され、主力になった。量的緩和下の2001年9月に0.001%の刻みに変更された。


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