高齢者医療制度（medical service program for elderly people）

　７５歳以上の高齢者の医療費を賄う仕組み。

　２００８年度から実施する。高齢化に伴って高齢者の医療費が急増、この費用を主に負担している現役世代の負担が増える一方であるため、政府は０３年３月に高齢者医療費を賄う仕組みの見直し案を固めた。７５歳以上を対象とする新たな保険制度を創設し、その費用は高齢者自身と現役世代が負担する保険料と税金で賄う。このほか健康保険組合や共済組合、市町村の国民健康保険などが資金支援する。政府は医療費を抑えるため、外来診療の医療費を、同じ病気なら投薬量や検査回数にかかわらず、定額とする方針だ。

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