公認会計士 （certified public accountant）

　企業が作成する財務諸表を第三者の立場からチェックし、信頼性を保証する専門家。

　税金や経営に関する相談に携わることもできる。会計士として活動するには国家試験に合格したうえで、日本公認会計士協会の名簿に登録する。国内には現在、約２万人の会計士がいるが、米国の１０分の１に満たない。

国家試験は３次まで。大学卒の場合は簿記、財務諸表など専門科目の筆記試験に合格したのち、会計士補として３年間の実務経験を積まなければ最終試験を受けられない。金融庁は会計士を５万人に増やす計画で、会計専門職大学院を２００５年から開設するなどインフラ整備が進んでいる。

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