外国為替証拠金取引（Foreign Exchange Margin Trading）

　証拠金として預け入れた資金の１０〜２０倍程度の為替取引ができる金融商品。

　たとえば１０倍型なら１０万円の証拠金で１００万円分の外貨の購入が可能。証拠金を元に、もうかった分や損した分だけ資金をやり取りする高リスク高リターンの取引。取引手数料が１ドル当たり５〜１０銭程度で外貨預金の１０分の１程度と安価なため、主に個人が利用しているが、最近では中小の貿易事業者などの利用も目立つようになっている。

２００５年７月には同取引を規制する改正金融先物取引法が施行されたと同時に、東京金融先物取引所が取引を開始するなど、外為証拠金市場の透明性向上や規模の拡大が見込まれている。

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