Subject : 累帯分布(zonal distribution)
カテゴリー : 技術 >
累帯分布(zonal distribution)
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金属鉱床学では金属元素、鉱物、あるいはそれらの組み合わせ等が帯状の空間分布を示すことを指す。帯状分布、累帯配列、あるいは単にゾーニングともいう。
これらのうち、ゾーニングという語は、鉱物の結晶や変成岩の分布等にも用いられる。鉱床の分布、一つの鉱床における鉱物組み合わせの分布、及び鉱化変質帯の鉱物組み合わせ等が累帯分布を示す例として上げられる。
鉱化変質帯の累帯分布は斑岩銅鉱床で特に顕著であり、鉱化の中心から外側にカリウム変質帯(正長石・黒雲母等)、フィリック変質帯(石英絹雲母変質帯)、粘土化帯、プロピライト化帯(緑泥石・緑れん石・方解石等)の順に配列する。
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