Subject : 表皮水温(skin depth temperature)
カテゴリー : 技術 >
表皮水温(skin depth temperature)
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表皮水温は、表面薄層水温とも呼ばれ、8μm〜12μm帯の熱赤外領域で測定される。
海洋においてはSST(Sea Surface Temperature)とも呼ばれ、これに対して現場海水温度を直接に計測したものを現場水温(bulk temperature)と呼び、気象、海洋環境、漁業の分野での活用が期待されている。
熱赤外放射計で計測される表皮水温は表面下0.01mm〜1mm程度の温度で、通常海水温度より若干低い。また、海面とセンサー間の大気効果の影響もあり熱映像による水温画像は現場水温による補正が重要となる。
- ● SST(Sea Surface Temperature )
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海表面温度。従来の直接観測法では、海面温度とは海面下1mの温度を指していたが、リモートセンシングで得られる温度は海面下1mm以内のいわゆるskin temperatureであり、従来の海面温度とは必ずしも一致しない。このため、リモートセンシングで得られた温度をSSTと呼ぶことが多い。
海面表層から海面下1m程度までの垂直温度分布は太陽照射、海水の混合等の条件によって変化するが、多くの場合、表層温度と海面下1m程度の温度の差は0.5°K以内に収まる。
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