Subject   : カルスト(karst)

カテゴリー : 地学 > 


 カルスト(karst)
 石灰岩の溶食を主営力として形成された地形およびそれらの地形を含む地域。

カレン(karren)、ラピエ(lapies)、ドリネ(doline)、それらが連結して形成されるウバーレ(uvala)などは、溶食によるカルスト凹地形の代表的なものである。また、一般に鍾乳洞とよばれる洞穴などもカルストに含まれる。カルストの形成は気候に依存し、高山カルスト、地中海カルスト、塔(tower)カルストなど地域特性に依存した地形特徴を示す。

 カルストは広域に分布するため、地域を構成する地形として衛星画像で認識することができる。そのため、植物被覆のある地域における石灰岩類の分布判読の鍵として利用される。

 
 ⇒ 

[メニューへ戻る]  [HOMEへ戻る]  [前のページに戻る] inserted by FC2 system