Subject : 岩脈(dike dyke)
カテゴリー : 地学 >
岩脈(dike dyke)
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板状の貫入岩を指す。地層面や片理面など周囲の岩石を切って産することが多いが、周囲が構造を示さない塊状の場合もある。また、一般に傾斜が大きいが、必ずしもそうでなくともよい。
日本では、通常幅が1mから数10m位であり、長さも数100m以下のものが多いが、ジンバブエのグレートダイクのように幅10km、延長500kmに及ぶものもある。岩脈が周囲の岩石と接触している部分には急冷してできた細粒の周縁相が観察され、また接触面に垂直な柱状節理が発達する場合もある。
衛星画像上では通常岩脈の組成が周囲の岩石と異なるために色調の変化や、浸食に対する抵抗性の違いにより識別される。
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