円借り取引 （JPY carry trade ）

　低金利で円を調達し、米ドルや豪ドルなど高金利の通貨に換えて高利回りの商品に投資する手法のこと。

　運用で高い収益が狙えるだけでなく、円安が進めば、もうけた資金を再び円に換える際の為替差益も狙える。キャリー取引はヘッジファンドが１９９０年代以降に使ってきた手法。

最近は日本の低金利が長引いており、今後も他の通貨よりも金利が低く円安傾向が続くとの見方から円を売る取引量が増えつつある。同時に、取引が為替相場を大きく変動させる要因にもなっている。

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