サクセッション・プラン （Succession Plan）

　重要なポジションの後継者を見極め、育成する「後継者育成計画」のこと。自社のミッション・ビジョン・経営戦略の確認から、該当ポストに必要とされる能力要件の設定、人材のアセスメント、登用や課題の付与による人材の育成・活性化、リテンション(定着)戦略までを含んだ一連の人材育成プロセスを指す。 次代の経営を担う人材を作るという観点から、人事部よりむしろ経営層の関与度合いが高いことが特徴。最近では、目まぐるしく変わる経営環境に対応するため、自社の重要ポジションを担う人材をプールしておくための施策全体を指すように変化してきている。日本では、若手人材を早期に選抜して特別な育成プログラムを受けさせる「選抜型育成」と併用されることが多い。

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