Subject   : コンピテンシー (competency)

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 コンピテンシー (competency)
 コンピテンシーは能力や適性の意。ある特定の職務や状況において、優れた成果を生み出す個人の特性を指して用いられる。

人事評価の基準ともなる。たとえば、「商品知識が豊富」「ミスがない」「企画力に優れる」「協調性が高い」といった特性である。個々の業務を遂行するために必要な能力や適性が突出していれば、それが企業にとっての優位性や競争力にもつながっていく。人事戦略においては、社員のコンピテンシーを見極めるとともに、それらを最大限に活用していくことが課題となる。

● コンピテンシーモデル
 年功主義からの脱却をめざした新しい能力評価基準として「コンピテンシー」に注目が集まっている。特定の業務や状況の元で、恒常的に成果に結び付けることのできる個人の行動や思考特性を表現するもので、これを評価や育成の基準にしていくのがコンピテンシーモデルである。コミュニケーション、達成・成果志向、顧客中心、チームワーク、リーダーシップ、計画と組織立案、業務・ビジネス意識、柔軟性・順応性、育成、問題解決、分析的思考、関係構築力などの指標が多くの企業においてコンピテンシーモデルに用いられている。
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