Subject   : 株価指数先物取引(trading of stock index futures)

カテゴリー : 政治・経済


 株価指数先物取引(trading of stock index futures)
 先物取引とは将来のある時点にある特定の商品を特定の価格で売買することを契約する取引。

 農産物や貴金属を対象とした商品先物と、通貨や金融商品を対象とした金融先物があり、金融先物の一種で株価指数を対象としたのが、株価指数先物取引である。日本では1988年9月にスタートした日経平均先物(大阪証券取引所)とTOPIX先物(東京証券取引所)が最初。金融の自由化・国際化の進展とともに株式相場の変動が激しくなり、機関投資家中心に価格変動を回避する手段が欲しいとの要請が出てきたほか、証券会社などから先物の利用による収益機会追求のニーズが強まってきたのが市場創設の背景。

株価指数先物は株価指数が対象だけに、決済するときに現物株の受け渡しは不可能で、契約時の値段との差をやりとりする差金決済方式をとっている。途中でも反対売買によって決済できる。取引約定金額の一定額を収めるだけで取引ができる証拠金制度を採用しており、安いコストで取引できることも特徴の1つ。2006年7月に大証では「ミニ日経平均先物」が上場し人気を集めている。
 ⇒ 株式 (Equity)

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